砺波市の福助という蕎麦屋が人気だ。古民家を改造したような蕎麦屋だが中が広い、ゆうに50席以上はある。それでも平日の昼は満席で、少し待ってから席に通された。福助には「細挽きせいろ」と「荒挽き田舎」の2種の蕎麦がある。冷たい蕎麦は、2種の蕎麦のうちどちらでも好きなほうを注文できる。
「細挽きせいろ」と「荒挽き田舎」の2種ともオーダーして食べ比べてみた。
せいろ蕎麦は「荒挽き田舎」で注文。福助の蕎麦は麺が細く、まるで素麺のような細さ。しかし、麺のコシはしっかりしていてこの細さで驚くほどの噛みごたえと味わいがある。蕎麦の香りも豊に感じられるいい蕎麦だった。
おろし蕎麦は「細挽きせいろ」で注文。2種の蕎麦はどちらも極細麺なのにしっかりとコシがある。メニューを見ると、蕎麦は生粉打ち十割か蕎麦の性質によっては9割にしているようだ。(今日のこの蕎麦は十割なのか9割なのかは確認できず)
辛味大根の大根おろし。もともとおろし蕎麦のものだが、鰹節抜きかつおだしNGでリクエストしたら、大根おろしだけを別にしてくれた。きれいなピンク色の大根おろしはほどよい辛さの辛味大根だった。
福助の店内。天井が高く広い店内はとても風情がある。
手打ち石臼挽き蕎麦 福助
富山県砺波市林947-1
砺波ICから5分程度
TEL 0763-33-2770
営業時間 11:30~14:30(LO) 17:30~20:00(LO)
定休日は月曜日(祝日の場合は火)
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【特徴と傾向】本人は蕎麦好きのベジタリアンで肉と魚を食べません。鰹節が苦手なので蕎麦屋ではできるだけカツオ系は外してもらっています。鰹が強いダシは香りが強すぎて苦手なため、鰹が効いた出汁は使いません。大根おろし汁で食べるおろし汁蕎麦が一番の好みですが、醤油系のかえしや塩だけで食べる蕎麦も好きです。また、蕎麦は太めで香り高いものが好きで、蕎麦の香りをじゃまするような種物はあまり一緒に注文しません。
そのような理由から、このWEBサイトの写真は「鰹節なし」「ダシなし」の蕎麦だけのものが中心です。偏った情報に見えるかもしれませんがご容赦願います。
2015年2月に蕎麦鑑定士4級になり、2018年3月には蕎麦鑑定士1級に認定されました。1級認定まで4年かかりましたがよい勉強をさせていただきました。今後も趣味として(食道楽として)の「お蕎麦の研究」を続けていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。
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※遠田幹雄は株式会社ドモドモコーポレーションの代表取締役です。