坂井市三国地区は「辛み蕎麦」という呼び名の越前蕎麦があります。辛み蕎麦とは、辛み大根おろしの絞り汁とダシをあわせて食べる越前蕎麦で、大根おろしは使わず大根おろし汁だけを使うのが特徴です。現在は16店舗も辛み蕎麦を食べるお蕎麦屋さんがあるそうで、町おこしにもなっているようですでおもしろいですね。
さて、その辛み蕎麦で有名な三国地区のお蕎麦屋さんに行ってきました。どうぐやという蕎麦屋さんです。どうぐやさんは油揚げがまるごと一枚のっかった「あげおろしそば」が有名で名物メニューになっていますが、辛み蕎麦も定番メニューとして出しています。やはり越前おろし蕎麦の本場です、蕎麦がうまいです。少し太めの蕎麦でもちもちっとしていて噛みごたえもあり味わいもよし。いい蕎麦でした。
出汁は大根おろし汁に自店の出汁をあわせたもの。少しカツオが効いています。三国地区の辛み蕎麦は各店で出汁も工夫していて、かつおだしを使ってない蕎麦屋もありますが、どうぐやさんは少し効かせているようですね。個人的にはシンプルな大根おろし汁+生醤油が好きですけど。(三国の新保屋さんの辛み蕎麦の出汁はカツオを使っていなかったはず)
午後2時頃の蕎麦屋のそば湯は濃くておいしいですね。このたっぷりのそば湯には大満足でした。おいしかったです、ごちそうさまでした。
越前手打ち蕎麦処 どうぐや
福井県坂井市三国町山王4-5-7
0776-82-5659
定休日は金曜日、夜19:30まで営業
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【特徴と傾向】本人は蕎麦好きのベジタリアンで肉と魚を食べません。鰹節が苦手なので蕎麦屋ではできるだけカツオ系は外してもらっています。鰹が強いダシは香りが強すぎて苦手なため、鰹が効いた出汁は使いません。大根おろし汁で食べるおろし汁蕎麦が一番の好みですが、醤油系のかえしや塩だけで食べる蕎麦も好きです。また、蕎麦は太めで香り高いものが好きで、蕎麦の香りをじゃまするような種物はあまり一緒に注文しません。
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2015年2月に蕎麦鑑定士4級になり、2018年3月には蕎麦鑑定士1級に認定されました。1級認定まで4年かかりましたがよい勉強をさせていただきました。今後も趣味として(食道楽として)の「お蕎麦の研究」を続けていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。
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