金沢柿木畠にある更科藤井(さらしなふじい)は、多くの種類の蕎麦を打ち分ける蕎麦の名店として名を馳せるようになっています。繁華街の片町から柿木畠に移転して数年経過し、昼と夜の営業が定着したのが大きな変化です。とくにランチ営業できるようになったことで、女性や若いカップルなど幅広く多くのお客様が来てくれるようになっています。この日は9月のシルバーウィーク三連休とあって昼前から満席になっていました。
藤井の蕎麦は5種類あります。「二八蕎麦」、「荒挽き蕎麦」、「十割生粉打ち蕎麦」、「御前更科蕎麦」、「季節のかわり蕎麦」です。藤井の蕎麦の定番は二八蕎麦ですね。がっつりと大盛りでいただきました。出汁抜きにしてもらい、塩だけでいただきました。人気で定番となった藤井の二八蕎麦。ひょっとしたら、金沢の蕎麦のクオリティが上昇したのは、藤井が片町で深夜営業していた頃の影響が大きいかもしれない。あの頃は蕎麦の同業者まで藤井の蕎麦を食べに言っていたという話を聞いたことを思い出した。
蕎麦は嗜好性が強い食品なので人それぞれ好き好きです。実は私、細くてきれいな二八蕎麦より、田舎系の粗挽き蕎麦が好きです。
今日も粗挽き蕎麦を食べに来たのですが、あいにくの売り切れ。残念。しかし、一人前までなかったということで、少量だけ出してくれたのがこれ。この心遣いがうれしい。粗挽き蕎麦はもちもちで噛みごたえがあり、噛むほどに蕎麦の旨みが溢れ出てくる感じがたまらなくいいんです。
結果的に二色盛りでいただきました。ありがとうおいしかったです。感謝します。
更科藤井
TEL 076-265-6870
石川県金沢市柿木畠3-3
(金沢市片町から移転した)
営業時間
[火~土]11:30~14:00(L・O) 17~22:30(L・O)
[日・祝]11:30~20:00(L・O)
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【特徴と傾向】本人は蕎麦好きのベジタリアンで肉と魚を食べません。鰹節が苦手なので蕎麦屋ではできるだけカツオ系は外してもらっています。鰹が強いダシは香りが強すぎて苦手なため、鰹が効いた出汁は使いません。大根おろし汁で食べるおろし汁蕎麦が一番の好みですが、醤油系のかえしや塩だけで食べる蕎麦も好きです。また、蕎麦は太めで香り高いものが好きで、蕎麦の香りをじゃまするような種物はあまり一緒に注文しません。
そのような理由から、このWEBサイトの写真は「鰹節なし」「ダシなし」の蕎麦だけのものが中心です。偏った情報に見えるかもしれませんがご容赦願います。
2015年2月に蕎麦鑑定士4級になり、2018年3月には蕎麦鑑定士1級に認定されました。1級認定まで4年かかりましたがよい勉強をさせていただきました。今後も趣味として(食道楽として)の「お蕎麦の研究」を続けていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。
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※遠田幹雄は株式会社ドモドモコーポレーションの代表取締役です。