この記事は蕎麦鑑定士のレポートとして書いた内容です。
【食味体験の感想、お薦めしたい部分】
久しぶりに手打蕎麦じょんがらに来ました。じょんがらは「箸より太い手打ち蕎麦」で有名な蕎麦屋さんです。メインの「粗挽き十割そば」をいただきました。かつお節抜きというオーダーに対応していただき感謝です。
見事な蕎麦ですね。太いだけでなく、蕎麦のいい香りもたっていて、噛むともちもちした食感がここちよい優れた蕎麦です。この太さだと「固い」蕎麦が多いのですが、じょんがらの蕎麦は固すぎずもっちりした適度な柔らかさがあり、噛むほどに蕎麦の旨味が口の中に広がります。
かつお節抜きにしていただきました。出汁も替えてくれました。塩水と醤油だしの2つをご用意いただきました。ありがたいですね。でも、出汁なしで十分においしいので、半分くらいは出汁を使わずにいただきました。
以前いただいたときは外一の9割蕎麦だったと記憶していますが、今は十割で打っているそうです。なんでも今年からメニュー改定をして、そばはすべて十割そばにしたということ。これはなかなかいいですね。
というわけで、もうひとつ気になるメニューの「田舎そば」も注文しました。
田舎そばも十割ですが、挽きぐるみで蕎麦の殻の一部(黒い星)が入っています。細打ちに仕立ててあり、のどごしよくつるつるっと食べられる蕎麦になっています。この蕎麦二種食べ比べはとってもおすすめです。蕎麦の世界を満喫できますね。
じょんがらのメインメニューはこれ。
手打蕎麦じょんがらさんの場所は加賀笠間というあたりで、白山市中心部から小松市よりの旧道住宅街の中にあります。初めて行くときはちょっとわかりにくいですが、国道8号線バイパスに看板がでているので、そのあたりまできたらナビで誘導してもらうのがいいです。
手打蕎麦じょんがら
http://www.jyongarasoba.com/
石川県白山市下柏野町20
TEL076-275-6002
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【特徴と傾向】本人は蕎麦好きのベジタリアンで肉と魚を食べません。鰹節が苦手なので蕎麦屋ではできるだけカツオ系は外してもらっています。鰹が強いダシは香りが強すぎて苦手なため、鰹が効いた出汁は使いません。大根おろし汁で食べるおろし汁蕎麦が一番の好みですが、醤油系のかえしや塩だけで食べる蕎麦も好きです。また、蕎麦は太めで香り高いものが好きで、蕎麦の香りをじゃまするような種物はあまり一緒に注文しません。
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2015年2月に蕎麦鑑定士4級になり、2018年3月には蕎麦鑑定士1級に認定されました。1級認定まで4年かかりましたがよい勉強をさせていただきました。今後も趣味として(食道楽として)の「お蕎麦の研究」を続けていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。
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※遠田幹雄は株式会社ドモドモコーポレーションの代表取締役です。