小浜市は福井県ですが、文化圏としては北陸というよりも京都滋賀に近いかもしれません。言葉使いもほぼ関西弁です。なので、「越前そば」を出すお蕎麦屋さんも少なめです。そんな小浜市で、地元の方がここはおいしいよと勧めてくれたのが「もりけん」という蕎麦屋さんです。
おろしそば大盛りをいただきました。
接客も丁寧でした。「かつお節抜きにしていただけますか」とおねがいしたら、「うちはかつお節はかけていません。鰹出汁は使っていますが、もし鰹が苦手なら、大根おろし汁とかえしで出汁をしたてましょうか」と特別メニューを提案してくださいました。うれしいです。大根おろし汁とかえし(醤油に甘味をつけたベース)でいただく蕎麦は大好物ですから。二つ返事で「はい」と、おねがいしました。
いいお蕎麦でした。蕎麦の甘皮も挽きこんだような蕎麦粉を使った二八そばです。太すぎず細すぎず、蕎麦のほのかな香りも感じられ、味わいもほどよく、二八そばとしてはちょうどよいバランスの蕎麦です。
また、小浜に来る機会があれば立ち寄りたいお蕎麦屋さんです。お勘定800円を渡すと「おおきに」といわれました。やはり関西っぽいですね。
もりけんは小浜市役所のすぐ近くで中心市街地にあります。
駐車場は、道をはさんだ向かい側の駐車場に4台分のスペースが確保されていました。
もりけん
福井県小浜市大手町9-8 もりしまビル1F
0770-53-0073
営業時間 11:00~21:00(L.O)
定休日 第2第4木曜日
このサイト(北陸の蕎麦食べ歩き)について
ご意見ご感想がありましたらこちらのフォームから送信ください。この「蕎麦食べ歩き北陸」というブログは遠田幹雄が一人で写真を撮影し主観で記事を書いています。
【特徴と傾向】本人は蕎麦好きのベジタリアンで肉と魚を食べません。鰹節が苦手なので蕎麦屋ではできるだけカツオ系は外してもらっています。鰹が強いダシは香りが強すぎて苦手なため、鰹が効いた出汁は使いません。大根おろし汁で食べるおろし汁蕎麦が一番の好みですが、醤油系のかえしや塩だけで食べる蕎麦も好きです。また、蕎麦は太めで香り高いものが好きで、蕎麦の香りをじゃまするような種物はあまり一緒に注文しません。
そのような理由から、このWEBサイトの写真は「鰹節なし」「ダシなし」の蕎麦だけのものが中心です。偏った情報に見えるかもしれませんがご容赦願います。
2015年2月に蕎麦鑑定士4級になり、2018年3月には蕎麦鑑定士1級に認定されました。1級認定まで4年かかりましたがよい勉強をさせていただきました。今後も趣味として(食道楽として)の「お蕎麦の研究」を続けていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。
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※遠田幹雄は株式会社ドモドモコーポレーションの代表取締役です。