富山県を代表するお蕎麦屋さんのひとつが立山町にある「おきな」さんでしょう。ミシュランガイドにも掲載されている有名店です。行きたかった店にやっと行くことができました。
注文するとお蕎麦以外のセットが先に配膳されます。整えられた庭を見ながらお蕎麦を待ちます。
おきなさんで注文したのは、おろしそばです。
セットされたお盆の上に置いてくれました。
蕎麦は、八尾在来種を使った二八蕎麦でした。ちょうど今週から新そばになったそうです。香りも高く味わいもひとしお。
出汁は別容器でしたがカツオの香りが強かったのでまったく使わずに、塩でいただきました。塩は天ぷら用としてテーブルに備え付けられているので、わざわざ注文しなくていいから助かります。
追加ざる一枚も同時に注文しましたが、配膳されるタイミングは少しあと。ちょうど最初の蕎麦を食べ終わりそうな頃合いです。蕎麦湯もついかざると一緒に持ってきてくれました。
「大盛り」ではなく「追加ざる」を用意してくれる蕎麦屋さんってうれしいですよね。いい手打ち蕎麦はわりと早く乾きます。とくにこのようなざるに盛った蕎麦は数分で麺の表面が乾いてしまいます。私のようにつゆを使わずに食べる場合は蕎麦が乾きすぎると味わいがまるで変わってしまいます。だから、追加ざるとして分けて配膳してくれるのはありがたいです。
おそばよし、眺め良し、接客良し。やはりおきなさんは富山県を代表する有名店でした。
▼おきなさんの冷たいそばメニュー
おきなさんの場所を説明しておきます。
大通りから看板が見えますがここは駐車場。この角を曲がってさらに100メートルほど進んだところの奥の方に店があります。今週から新そばになったようで「新そば」という旗がなびいていました。
店舗の前にも駐車場があります。小さな架け橋を渡ると店舗の前にいけます。
門をくぐり敷地の中に入っていくと入口があります。
玄関の前には本日のメニューが出されていました。
午前11時の開店とほぼ同時に入店したので一番乗りだったようです。店内の様子も撮影できました。
なお、店内に流れる音楽はジャズでした。ほどよく抑えた音量でジャズを流す蕎麦屋さんはそれだけで好きになります(笑)
そば処 おきな
〒930-3216 富山県中新川郡立山町福田296-1
076-463-0880
https://www.tateyama-okinasoba.com/
営業時間 11:00 ~ 16:30
蕎麦がなくなり次第終了とのこと
定休日は水曜日ですが、水曜日が祝日だと営業し翌日を休業日とするようです。
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ご意見ご感想がありましたらこちらのフォームから送信ください。この「蕎麦食べ歩き北陸」というブログは遠田幹雄が一人で写真を撮影し主観で記事を書いています。
【特徴と傾向】本人は蕎麦好きのベジタリアンで肉と魚を食べません。鰹節が苦手なので蕎麦屋ではできるだけカツオ系は外してもらっています。鰹が強いダシは香りが強すぎて苦手なため、鰹が効いた出汁は使いません。大根おろし汁で食べるおろし汁蕎麦が一番の好みですが、醤油系のかえしや塩だけで食べる蕎麦も好きです。また、蕎麦は太めで香り高いものが好きで、蕎麦の香りをじゃまするような種物はあまり一緒に注文しません。
そのような理由から、このWEBサイトの写真は「鰹節なし」「ダシなし」の蕎麦だけのものが中心です。偏った情報に見えるかもしれませんがご容赦願います。
2015年2月に蕎麦鑑定士4級になり、2018年3月には蕎麦鑑定士1級に認定されました。1級認定まで4年かかりましたがよい勉強をさせていただきました。今後も趣味として(食道楽として)の「お蕎麦の研究」を続けていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。
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※遠田幹雄は株式会社ドモドモコーポレーションの代表取締役です。