手打ちそばの「けんぞう」
手打ちそばの「けんぞう」は5合蕎麦を数人で食べるのがいい。手打ちそば「けんぞう」のメニューは実にシンプル。「おろしそば」と「けんぞうそば」のみ。しかもこの蕎麦の麺自体は同じ十割そばなので、出汁が違うだけだ。おろしそばの出汁は大根おろしとあわせたもの、けんぞうそばの出汁は大根おろしの絞り汁にかえし(醤油出汁)を適度に加えるようになっている。
もしも二人以上でけんぞうに来たのなら、おすすめなのは5合そば
けんぞうの5合蕎麦は写真のようにざるで提供される。あとおろし蕎麦用のダシと辛味大根の絞り汁と鰹節やネギなどの薬味がついてくる。
つまり、5合蕎麦なら「おろしそば」と「けんぞうそば」の二種類を同時に味わうことができるお得な注文方法なのである。味の変化を楽しみながら食べることができるのがまたいい。
量的にも一人あたり2.5合くらいがちょうどよい。一人でけんぞうそば大盛りを注文しても少し物足りない感じがするが、2.5合以上だと満足度が高い。二人が別途にけんぞう蕎麦を大盛りで注文するくらいだったら、5合蕎麦を注文してみてはどうだろう。
追加は1合単位
また1合単位で追加できるので、お腹具合にあわせて注文してもいい。店内のお客さんが空いているときなら、追加2合とか3合とかいえる。
ただし行列ができる人気店なので、混んでいるときは最初から5合以上で、例えば8合とか10合とか12合とかを注文しておいて、時間差で出してもらうようにオーダーするのがいいようだ。そのようなオーダーはいやがらずに聞いてくれる接客がいい蕎麦屋でもある。
▼「けんぞう大盛り」
https://sindan.org/kenzousoba/
手打ち蕎麦けんぞう
手打ち蕎麦けんぞう
福井県吉田郡永平寺町松岡春日3-26
TEL 0776-61-1481
※定休日は月曜日
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ご意見ご感想がありましたらこちらのフォームから送信ください。この「蕎麦食べ歩き北陸」というブログは遠田幹雄が一人で写真を撮影し主観で記事を書いています。
【特徴と傾向】本人は蕎麦好きのベジタリアンで肉と魚を食べません。鰹節が苦手なので蕎麦屋ではできるだけカツオ系は外してもらっています。鰹が強いダシは香りが強すぎて苦手なため、鰹が効いた出汁は使いません。大根おろし汁で食べるおろし汁蕎麦が一番の好みですが、醤油系のかえしや塩だけで食べる蕎麦も好きです。また、蕎麦は太めで香り高いものが好きで、蕎麦の香りをじゃまするような種物はあまり一緒に注文しません。
そのような理由から、このWEBサイトの写真は「鰹節なし」「ダシなし」の蕎麦だけのものが中心です。偏った情報に見えるかもしれませんがご容赦願います。
2015年2月に蕎麦鑑定士4級になり、2018年3月には蕎麦鑑定士1級に認定されました。1級認定まで4年かかりましたがよい勉強をさせていただきました。今後も趣味として(食道楽として)の「お蕎麦の研究」を続けていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。
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※遠田幹雄は株式会社ドモドモコーポレーションの代表取締役です。