金沢市久安にあるしん馬(しんま)という蕎麦屋は、土日だけ十割粗挽き蕎麦を出しています。土日限定で数量限定なので、なかなか食べることができませんが、この粗挽き十割は大好きな蕎麦です。
なにより、香りがよいです。お蕎麦のよい香りがぷ~んと漂ってきます。昨年収穫した秋蕎麦ですから、真夏のこの時期は蕎麦の品質が落ちて香りが出にくいものです。なのに、ちゃんと蕎麦の香りがします。
そして蕎麦の味わいも抜群です。噛んで楽しむ固めの粗挽き蕎麦って、蕎麦はこうして食べるとおいしいよ、と語っているような気がします。
蕎麦の食べ方は「おしぼり」にしました。
おしぼりとは、大根おろしの絞り汁に甘味噌を溶かしてダシとしていただく蕎麦の食べ方です。
しん馬おしぼり粗挽き十割(太打ち)
ちなみに先日食べた同じ「おしぼり」も比較のために紹介します。上の粗挽き十割太打ちに比べると、通常の二八蕎麦は細打ちなので印象がぜんぜん違いますね。
しん馬おしぼり二八蕎麦(細打ち)
十割粗挽きがいいか、細打ちの二八がいいかは、それぞれの好みで違いますが、私は圧倒的に十割粗挽きがいいと思います。
この日は、お酒も少しいただきました。お酒は冷たく冷やした菊姫でした。粗挽き蕎麦との相性はばっちりでした。ごちそうさま。
そば しん馬(しんま)
石川県金沢市久安5-383-1
電話:076-247-4884
平日11:00~15:00、土日祝11:00~16:00
定休日:火曜・水曜
席数:16席
駐車場:5台
このサイト(北陸の蕎麦食べ歩き)について
ご意見ご感想がありましたらこちらのフォームから送信ください。この「蕎麦食べ歩き北陸」というブログは遠田幹雄が一人で写真を撮影し主観で記事を書いています。
【特徴と傾向】本人は蕎麦好きのベジタリアンで肉と魚を食べません。鰹節が苦手なので蕎麦屋ではできるだけカツオ系は外してもらっています。鰹が強いダシは香りが強すぎて苦手なため、鰹が効いた出汁は使いません。大根おろし汁で食べるおろし汁蕎麦が一番の好みですが、醤油系のかえしや塩だけで食べる蕎麦も好きです。また、蕎麦は太めで香り高いものが好きで、蕎麦の香りをじゃまするような種物はあまり一緒に注文しません。
そのような理由から、このWEBサイトの写真は「鰹節なし」「ダシなし」の蕎麦だけのものが中心です。偏った情報に見えるかもしれませんがご容赦願います。
2015年2月に蕎麦鑑定士4級になり、2018年3月には蕎麦鑑定士1級に認定されました。1級認定まで4年かかりましたがよい勉強をさせていただきました。今後も趣味として(食道楽として)の「お蕎麦の研究」を続けていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。
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※遠田幹雄は株式会社ドモドモコーポレーションの代表取締役です。